メンタルヘルス対策は十分ですか?

2020年11月16日|カテゴリー「エールブログ


こんにちは。
エールの吉田です。



近年、パワハラ・セクハラ・OOハラなどが世間で騒がれており、
精神障害による労災申請件数、認定件数が毎年増加していますが、 建設業も例外ではありません。


残業が多いというよりも、休日の確保が出来ないなどの理由から総労働時間が長い事が課題となっております。

近年、公共工事を中心に施工時期の平準化や労働者の処遇改善を目的とした週休2日モデル工事の実地などを行ってきましたが、 民間の工事への浸透はまだまだのようです。

また、労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度につきましても、 義務化されている対象企業は50人以上となり、
多くの企業が未実地となっているため 建設業労働災害防止協会(建災防)では、建災防方式の健康KYと無記名ストレスチェックの普及に取り組んでいます。




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建設従事者の多くがストレスを受ける場は、建設現場となり 不眠・疲労状態が続くと大きな事故にもつながっていきます。

労働災害ゼロを目指すためにはメンタルヘルス対策も必要不可欠となりますので、
各企業ごとでの対策を進めていきましょう。


万が一のために、保険でカバーできる部分もありますので、
気になる方は建設業専門の保険代理店 株式会社エールまでご連絡ください。


「生命保険の月」とお米の関係

2020年11月13日|カテゴリー「エールブログ
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こんにちは、事務担当波多野です。
今週はプロ野球のセレモニーに心躍りました。巨人軍坂本選手の通算2000本安打、そして阪神タイガース、藤川球児選手の引退試合。特に藤川選手の9回表での坂本選手、中島選手への投球はハラハラドキドキでした。引退と聞くと職業柄、退職金はどのくらいなのかな、功労金は加算されるのかなと思い描いてしまいます。

ところで11月が「生命保険の月」として生命保険会社が営業活動をしていることをご存じですか?
「生命保険の月」は連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の指示だったようです。
第2次世界大戦で日本の生命保険業界は壊滅的な打撃を受けました。そこでGHQの保険担当官が生命保険協会に対して「毎年11月を生命保険の月として奨励運動をしてはどうか」と提案したとの話です。
当時の生命保険は主力産業の農業のお客さまが多く、米農家がお米を収穫して代金を受け取る11月に合わせて新契約を募集するようになったようです。

生命保険の契約月や更新月が11月、12月の方が多いかもしれません。
保障内容の確認や見直しはお気軽にエールにご相談ください。

保険加入の目的について

2020年11月11日|カテゴリー「エールブログ
こんにちは。
エールの小笠原です。

先日、業務災害総合保険(労災上乗せ保険)にご加入頂いている契約者様より連絡がありました。

下請業者の方が現場でアキレス腱を切るケガをされたとのことで、
加入している保険が適用になるか?保険金請求はどうしたらいいか?という問合せでした。

保険ご加入から4年経ちますが、初めてのケガの連絡でした。

下請人の方の業務中のケガも補償対象となるプランにご加入頂いているため、改めてご加入プランの内容を説明して、
保険金請求に必要な書類や、手続きの流れなどお伝えしました。

この契約者様が業務災害総合保険(労災上乗せ保険)にご加入されたきっかけは、元請業者様からの加入要請でした。

まさに当社ホームーページ内の「元請けからの保険加入要請・加入証明書について の状況です。
(こちらをクリック⇒https://chiba-kaishanohoken.com/insurance-request )」

どのような補償は必要なのか?などご説明させて頂き、万が一のときに、しっかり企業防衛ができるプランでご加入頂きました。

グリーンサイトへの加入証明書の登録も必要なため、毎年更新の都度、加入証明書を発行し、お渡ししています。
(グリーンサイトの情報はこちらをクリック⇒https://chiba-kaishanohoken.com/gnet3

保険加入を検討するきっかけ、目的は様々あると思いますが、加入されるからにはしっかりとした内容でご加入頂ける様、
ご提案をさせて頂いています。

~私たちはお客様のリスクに対し コンサルティングを通じて 常に最適な解決策を提案します~


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偽装一人親方について

2020年11月9日|カテゴリー「エールブログ



こんにちは。
エールの吉田です。


先日、国土交通省が建設業関連団体に対して、
社員である建設技能者を個人事業主である一人親方として社会保険加入などの規制逃れを図る
「偽装一人親方」への対応に関するアンケート調査結果をまとめたところ 、
明らかに実態が雇用であるにもかかわらず、一人親方として契約している企業に
法的な処罰や、現場入場制限などの規制を求める声が挙がっていました。




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平成29年以降、建設業社会保険推進連絡協議会の指導のもと
元請け企業は下請け企業や作業員の保険加入状況の確認・指導が必須になり、
未加入企業に対しては下請け企業として選定出来ないようになったため、
社会保険の加入を逃れるため、偽装一人親方としての形態が目立つようになってきました。


偽装一人親方になる一番の問題点は、企業側の社会保険料負担の大きさでありますが、
作業員の方も手取りが増えるため、一人親方としての形態を選択される方も多くあるようです。


本来、一人親方が元請から仕事を受注するときの形態は請負契約であり、
元請と一人親方の間には指揮命令系統は存在せず、仕事を完成することを約し、
その仕事の結果に対し報酬を得ることが契約の趣旨となりますが、
もし現場内で事故があり、実態が雇用労働者として働いていたと判断された場合には、
元請けの労災を使用しなければならず、
未加入であった場合は企業側に費用徴収などの負担も強いられてしまいます。


今後は法的な処罰も厳格化される可能性が高いため、一人親方に仕事を依頼する際には、
業務実態について今一度、確認をするように気をつけましょう。



個人保険にどれだけ加入されていますか?

2020年11月6日|カテゴリー「エールブログ
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秋は夕焼けがきれいな時期です。昨日も富士山がきれいなシルエットを見せてくれました。
昨夜は年末調整のための保険証券を並べて、これから10年、安心して生活ができるのかを考えていました。
日本人の生命保険加入率は高く、一般家庭世帯では88%、世帯年間保険料は約40万となります。

私の年間支払保険料は何と76万円。内容は終身保険、医療保険、がん保険、介護保険、傷害保険となります。「勿体ない!」とは思いません。必要で加入したからです。そして保険期間は異なりますが8割近くは返戻金があるタイプにしているからです。
自分の必要とする保険を必要な期間だけ加入することを明確にしてプランニングしました。
ポイントは ①返戻金がある保障を選ぶ ②保険料払込期間が短い保険を選ぶ ③重大な疾病になった時に保険料払込免除となる保険を選ぶことです。 
私の保険のイメージは人生の後半は公的な保険(健康保険や介護保険、そして障害年金)と医療保険があれば大丈夫と思うことです。
保険の種類は数えきれないほどあり、その中からベストな保険を選ぶことは不安ですよね。未来を予測できないですから。そんな時は、保険代理店エールのプロがベストプランをご案内します。お気軽にご相談下さい。

建設現場での転落事故

2020年11月4日|カテゴリー「エールブログ

こんにちは。

エールの小笠原です。


先日、宮崎県内の住宅建設現場で作業中の男性が地上、およそ4メートルの高さから転落し、胸や腹などを強く打ち、

市内の病院に搬送されましたが、死亡するという事故がありました。


警察によると、事故当時、現場に設置する安全対策ネットを張る作業をしていたときの事故で、事故原因を調べている

ところとのことです。


やはり気になることは、作業する際に、落下防止の安全帯をするなど、落下防止の対策をしていなかったのか?という

ことです。


建設現場における転落事故について、当ブログでも度々取り上げていますが、発生が多い事故です。


事故が増加している愛知県春日部市では、事故防止を呼び掛ける緊急のパトロール、先月、JR春日井駅近くの建設現場で、労働基準監督署や建設会社の職員が参加し、実施されています。


転落以外にも機械への挟まれなどが多く、高所作業の安全確認や重機の管理状況のチェックなどが行われたとのことです。


しっかりと対策をされていらっしゃると思いますが、対策を講じることで防げる事故も多いですし、万が一、事故が発生

して際には、どのような対策を講じていたかにより、企業が負うべき責任の度合いも大きく変わってきます。


現場のリスクで気になるころがございましたら、建設業専門の保険代理店エールまでご連絡下さい!

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          (引用:MRT宮崎放送 11月2日)

マンホールでの転落死亡事故

2020年11月2日|カテゴリー「エールブログ


おはようございます。
エールの吉田です。


先日、茨城県の土浦市内にて下水道管の汚泥除去作業中、
作業員の男性2人がマンホール内で死亡する事故が発生しました。


現場では4名の方が作業にあたっていましたが、
そのうち41歳の男性がマンホール内で高圧洗浄機で汚泥の除去作業を行ったあと、
地上に出ようとはしごに上っていたところ突然マンホールに転落してしまい、
その後、助けに入った別の38歳の男性も同様に転落してしまいました。


救助のため、消防隊員が現場に到着した際、マンホール内の有毒ガスは法の定める中毒の危険がある水準を超える、
硫化水素が30ppm以上、一酸化炭素(CO)は50ppm以上の濃度が検出されており、
作業前の検査確認が不十分であった可能性があります。






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労働安全衛生法では酸欠の恐れが想定される危険な場所で作業する際、
事前に酸素濃度やガス濃度を測定し、 作業中も空気呼吸器の使用、換気などを義務付けており、
硫化水素は、濃度が10ppm以下であることを確認するよう定められています。


今後は作業にあたる際の安全確認の徹底はもちろんですが、
業務中の事故につきましては安全配慮義務違反に問われる可能性がありますので、
企業防衛対策もしっかりと準備しておきましょう。


建設現場での補償について気になる方は、建設業専門の保険代理店エールまでご連絡ください。





日本企業は『長生き、長寿』

2020年10月30日|カテゴリー「エールブログ
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先日ニュースで地域の経済や文化を支えてきた老舗の『100年企業』がやむなく廃業を決断されたことを知り寂しさを感じました。
日本の業歴100年以上の「老舗企業」は約3万3000社あり、何と世界1位なのです。2位が1万9400社のアメリカ、3位が1万4000社のスウェーデンです。日本は凄い国です!

外国から見た日本企業の「長生き」の秘訣は、「伝統を重んじること」そして「質の高いサービス」にあると分析しています。また日本の専門家は「日本企業は持続的な発展を強調して最大の利益を素早く得ることを追及していない。これが多くの企業が長生きする主な理由」と分析しています。

戦争や経済危機、災害を乗り越えて企業を存続させるパワーは頼もしく、誇らしく思いました。
「いかにして会社を後の世代に残すか」を考えていらっしゃる経営者の皆さまへ、お役に立てるサービスを提供させていただける保険代理店でありたいと強く思いました。
エールは社員の成長を高め、組織力の強化に取り組んでおります!       



建設現場での生き埋め事故

2020年10月28日|カテゴリー「エールブログ
こんにちは。
エールの小笠原です。

今月13日午前9時45分ごろ、JR横浜駅西口近くの地上43階建てのビルの建設現場で掘削した穴(深さ10メートル)の中の土砂が崩落し、作業員の方が生き埋めりになり、夕方にようやく引き上げられましたが、死亡が確認されたという事故がありました。

この事故は、直前に地中から水がしみ出し、水抜き作業をしていたところ、側面の土砂が崩れたもので、出水が激しく、救出作業が難航していたようです。

どのように作業していたか、安全対策を講じていたかなど、今後調査されることになると思いますが、誤った手順での作業を指示した場合など、安全配慮義務を怠っていた場合は、労働安全衛生法違反の可能性もあります。

そうなりますと、労働契約に付随する安全配慮義務を使用者が労働者に対して怠った(債務不履行)として、使用者が損害賠償責任を負うことになります。

どのような責任を負うことになるのかなど、現場の労災事故に関して気になることがありましたら、建設業専門の保険代理店エールまでお問合せ下さい。

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              引用:共同通信社(10月13日)

『100-1=0』心に残りました!

2020年10月27日|カテゴリー「エールブログ
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研修に打ち込んでいるクラークの波多野です。先週はAIG損害保険会社によるリスクコンサルティング資格制度の研修を受講致しました。
人の行為を改善することがいかに大切かを伝えるため、ある老舗ホテルの経営者さまが100周年式典で話された内容です。

『100-1=0』100は長年積み上げてきた信頼と実績です。マイナス1を出すことですべてを無くしてしまうこともあります。マイナス1を出してしまった企業が社会的にも大きなダメージを受けるかもしれない。

私自身も「うっかりミス」がお客さまとの信頼関係を無くすほどのことであるのだと意識を高めることができました。『ウッカリを無くして事故をゼロにする』労働災害の発生の要因にヒューマンエラーをなくすためにどのように行動すべきか。心に残る研修でした。

現場で働く皆さまへ、どうぞご安全にお過ごしください。
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