こんにちは。
ES営業部の池田です。夏の日差しに若葉が照り映えるさわやかな時期となりました。
建設業に携わる関係者の方々におかれましては、日々安全衛生に気を配っていらっしゃる事と存じます。
「労働災害を防ぐ」と一言で言いましても、「安全衛生管理計画の作成」「定期的な機器の点検」「上下・高所作業時の安全対策」など、多岐にわたる事でしょう。
今回は、建設業における安全管理の最新技術について、触れさせて頂きたいと思います。
・デジタルトランスフォーメーション(DX)
ITC(情報通信技術)、IoT(モノのインターネット)、AI(人工知能)を活用することで、危険が伴う作業を
無人化したり、省人化し、リスクを軽減することが可能となります。
・AIによる安全管理
安全管理ソリューションが開発されており、3D LIDARとカメラを連動させることで、現場での危険を常に
検知し、安全管理の責任者へ伝え、適切な注意喚起が可能になります。
・墜落用制止用フックの自動検知
フックの使用状況を自動で検知し、施工管理者が遠隔から、作業員の安全を監視できるサービス。
墜落事故の予防に大きく貢献することでしょう。
こういった国土交通省が推進するものはICTを全面的活用することで、建設現場における一人一人の生産性向上をはかり、企業の経営環境を改善し、安全で魅力ある建設現場を目指すプロジェクトとなります。
建設現場での安全性を高めるだめでなく、作業効率の向上や、コスト削減にも寄与することでしょう。
建設現場では大型機械の出入りや思い資材の運搬、高所での作業といった労災事故につながる要素も多く、事故が発生すると工期の遅延や、人命にかかわる事態に発展する可能性が高いです。
これらを未然に防ぐためにも、安全管理の徹底、建設現場での最新安全技術について、再考してみてはいかがでしょうか?