おはようございます。
エールの吉田です。


先日、茨城県の土浦市内にて下水道管の汚泥除去作業中、
作業員の男性2人がマンホール内で死亡する事故が発生しました。


現場では4名の方が作業にあたっていましたが、
そのうち41歳の男性がマンホール内で高圧洗浄機で汚泥の除去作業を行ったあと、
地上に出ようとはしごに上っていたところ突然マンホールに転落してしまい、
その後、助けに入った別の38歳の男性も同様に転落してしまいました。


救助のため、消防隊員が現場に到着した際、マンホール内の有毒ガスは法の定める中毒の危険がある水準を超える、
硫化水素が30ppm以上、一酸化炭素(CO)は50ppm以上の濃度が検出されており、
作業前の検査確認が不十分であった可能性があります。






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労働安全衛生法では酸欠の恐れが想定される危険な場所で作業する際、
事前に酸素濃度やガス濃度を測定し、 作業中も空気呼吸器の使用、換気などを義務付けており、
硫化水素は、濃度が10ppm以下であることを確認するよう定められています。


今後は作業にあたる際の安全確認の徹底はもちろんですが、
業務中の事故につきましては安全配慮義務違反に問われる可能性がありますので、
企業防衛対策もしっかりと準備しておきましょう。


建設現場での補償について気になる方は、建設業専門の保険代理店エールまでご連絡ください。





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