特別加入制度について


『中小企業成長促進法』による事業承継の改善
先日来の大雨により被災されました方々に、心よりお見舞い申し上げます。
今回は6月12日に参院本会議で可決・成立した『中小企業成長促進法』についてお話させていただきます。
この法律の特徴の一つは『事業承継の際に経営者の個人保証が不要になった』ことです。
経済産業省の統計では、中小企業381万社のうち後継者が決まっていない企業は127万社とのことです。
経営者の高齢化などで後継者を探す場合、個人保証の存在がネックになるケースが多く円滑な事業承継の
妨げとなっています。
中小企業成長促進法では、信用保証協会が経営者の個人保証肩代わりすることで、事業承継をためらう一因を
排除し、体力のある中小企業の廃業を防ぐことができます。
少し昔の話になりますが、亡くなった父が会社の借入金のために自宅の土地を物的担保としました。
完済したときに『これでやっと担保が外れた。』と父が安堵していたことを思い出しました。
ひとつご注意いただきたいのは 信用保証協会が肩代わりしてくれる、つまり代位弁済しても借入の返済が
免除されることにはなりません。
借入金に対しての『備え』は重要です。
事務担当、波多野でした。
2021年1月の火災保険料の引き上げについて

BCPの策定について

退職金は優遇されています!
こんにちは。事務担当の波多野です。
6月に初めて、4月に退職した会社から退職年金を受給しました。次回は9月です。
衝動買いの好きな私は計画的に使わないと危険です。
実は退職するときに、退職金支払い方法を『一時金+年金のプラン』で選択しました。
会社からいただく最後の私にとっては大金です。できる限り税金を取られない方法を考えて決めました。
経営者の皆様はご存じのことと思いますが、生存退職金は老後の資金としての役割もあり
税務面では優遇されております。3つのポイントがあります。
① 勤続年数に応じた『退職所得控除』があること
② 『2分の1課税』であること
③ 他の所得に関係なく『分離課税』であること
例えば、勤続30年であれば、退職所得控除額は1500万もあります。1500万は無税で手元に残るのです。
長い間務めていただく退職金です。大切に使わせていただきます。
経営者の皆様は、高額な退職金を準備されていると思います。
優遇された退職金所得を最大限にご活用ください。
またこれから準備される場合は、保険代理店エールでベストなご提案をさせていただきます。
お気軽にご相談ください。
最後に私はまだ、50代です。退職金をもらっているので60歳?と勘違いしないでくださいね。
早期退職をして憧れのエールに入社しました!