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工事中の火災保険

こんにちは!建設業専門保険代理店 エール代表の夏間です!
暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今日は工事中の火災保険について書いてみようと思います。

工事中の火災保険を知るためにはまずは一般的な家屋や建物に
かけている普通の火災保険から説明しましょう。

火災保険!といっても火災だけを補償するのではなく
風災(台風の被害)や雹災、雪災など自然災害を補償するものや
盗難などを補償することもできます。

火災保険は自分のものを補償する保険です。

一方、工事保険で皆さんが思い浮かべるのは賠償保険。
これは賠償なので対人、対物など第三者に迷惑をかけてしまった時に
発動する保険となります。

では、写真のように新築工事の場合はどうでしょうか?
(自社で材料を仕入れて工事をしている場合 材工での請負)
新築工事はまだ施主さん(発注者)に引き渡しが終わっていない状態です≠他人の物

他人の物ではないので、賠償保険では補償できません。

そんな時に発動する補償が建設工事保険や組立保険と呼ばれる工事中の火災保険です。

今は賠償保険の特約でセットも出来るように進化してきています。

この補償は工事中に火災が起きてしまったり、放火されたりして火災になった場合や
屋根まで施工が終わったのに雹でぼこぼこになってしまった!
などの補償や屋上の工事で台風が発生し、屋上の材料がすべて飛んでしまった!
というような引渡し前の自分で仕入れた材料を事故により再購入することになった際
にその購入費と再施工費を補償してもらうことが出来る仕組みです。

数年前に関東に大きな台風が来た際には防水工事屋さんでこの補償で助かったと言ってもらったことが有ります。

1000㎡の屋上改修工事で断熱仕様のガムクール防水がほぼ終わりかけのところで
台風で剥がれ飛散。材料費約500万円とそこまでの人工400万円が払われた。
という事例です。

私たちは日々お客様から現在の保険が建設業としてきちんとした補償になっているか?
と問い合わせを頂きますが、この工事中の火災保険にきちんと入っているお客様は
約半数です。

御社の証券をご確認ください。

建設工事保険・組立保険
賠償保険の特約で工事用物損害補償などの補償がない場合は
事故が起きる前に見直しが必要です。

もし、お近くに建設業に詳しい代理店がいない場合は
建設業専門保険代理店エールまでお問い合わせください。

TEL 043-441-8510

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