こんにちは、エールの吉田です。

先日、兵庫県内の工場でタンクの解体作業中に爆発が起き、 50代の男性が死亡する事故が発生しました。

工場は鉄筋コンクリーの4階建で、男性は当時一人で2階に設置されているタンクを解体するため、
電動のこぎりで配管を切断する際に爆発が起きたとみられます。

タンクには、有毒で気化すると引火しやすい二硫化炭素が入っていた可能性がありましたが、 約10年間未使用であったため、入っていない前提で作業をされていたようです。


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労働安全衛生規則では、危険物が存在するおそれのある配管又はタンク、ドラムかん等の容器については、
あらかじめ引火性の油類若しくは可燃性の粉じん又は危険物を除去する等
爆発又は火災の防止のための措置を講じた後でなければ、
溶接、溶断その他火気を使用する作業又は火花を発するおそれのある作業をさせてはならないと記載されています。


今回の事故では、漏洩ガス、滞留ガスの検知器などを事前に使用して入れば、
このような死亡事故になる可能性は低かったと思われます。

作業前の安全確認は見落としがちですので、慣れた作業ほど注意しましょう。

また、労災事故と賠償事故の双方に対して、安全確認の徹底はもちろんですが、 万が一のための保険の準備も怠らないようにしましょう。


建設現場で必要な保険につきましては、株式会社エールまでお問合せ下さい。


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