あと2週間でお正月になりますね。
事務担当の波多野です。
今日のテーマは『平等』です。
高齢化が進む中で『遺言書』への関心が高まっているようです。今年7月には、手書きの遺言書を法務局で1通3900円で保管してもらえる新制度が始まりました。
従来の制度と比べて手間や費用のハードルが低くなり、10月までにの保管件数は9164件とのことです。遺産相続を「争続」にしないためには生前のうちに対策することが得策です。
私は今まで4回の相続を身近で見たり体験しました。
2回は私の両親がそれぞれ相続人として親から財産を受け継ぎました。
父は祖父から福岡の土地を5人の兄弟で相続しました。戦前は長男が全財産を引き継ぐ「家督相続」の制度があったことをご存じでしょうか?
昭和44年の祖父からの相続は長男であった父が土地を売却し兄弟で分けたそうです。叔母が『平等』に分けてもらえて喜んでいたことを後から聞きました。
母の場合は、建設業を営んでいた祖父母から、その当時住んでいた土地や会社の株(自社株)を受け継ぎました。5人姉妹でしたが預貯金も含めて、争うこともなく財産を引き継ぐことができたそうです。