こんにちは。
エールの小笠原です。

今年6月26日に大阪府高槻市の工事現場で作業中のクレーン車が倒れ住宅を直撃した事故で作業を行っていた建設会社と
その社長、元請会社とその社長などが書類送検されたというニューズがありました。

この事故は、閉鎖した葬儀場を取り壊す解体工事現場で地中のくいを大型クレーン車で抜く作業中に、何らかの理由で
バランスを崩して倒れ、アーム部分が、道路を挟んだ民家(木造2階建て)を直撃、民家は大破して出火し、中にいた
女児がケガをしたというものです。

この作業において、誤った手順で作業した疑いがあるとして、労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されました。

万が一、事故が発生した場合、企業としては4つの責任を負うことになります。

「刑事上の責任」「民事上の責任」「行政上の責任」「道義上の責任」の4つですが、労働安全衛生法違反の疑いでの
書類送検ということは刑事上負う責任になります。

「行政上の責任」は、行政官庁からの許可の取消、指名入札などの処分や命令により負う責任、
「道義上の責任」は事故、災害を起こしたことによって負う信用失墜等の責任になります。

「民事上の責任」は被害者に対して負う責任で、金銭による賠償責任になります。

しっかりと対策、管理をされているとは思いますが、万が一の事故を想定し、備えをしておくことが重要になります。

建設業様の備えで、気になることがございましたら、お気軽にエールまでご連絡ください!

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写真引用:SANSPO.COM(6月26日)
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