工事における賠償責任
こんにちはエール代表の夏間です。
今日は工事における賠償責任の考え方について書いてみようと思います。
これは実際の事故例なのですが
解体工事中に解体工事に伴うホコリや鉄粉などが飛散して近隣の車を
汚損した事故です。
この際一般的な賠償責任保険は免責事項(保険の支払が出来ない)に埃や塵など
の飛散が入っているので保険の支払の対象にはなりません

ホコリだけではなく鉄くずや鉄粉などの被害がある際は認められることもあるようです。
しかしながら、保険で支払いが出来ないからと言って賠償責任が免れるか?というと
それとこれとは話が別ですので、自社の工事で迷惑をかけてしまった方がいた場合は
早急に誠意ある対応をした方が良いと思います。
案外知られていないですが、賠償保険の飛散事故の場合は簡単に想定される被害を
予防する措置を取っていなかった場合、お支払いの対象にならない場合もあります。
写真の様に解体工事をしているのにすぐ隣の民家の車に養生をせず施工をしたり
風が強いから足場の幕を外して施工したりしていた場合は起こるべくして起きた事故
なので保険金のお支払いが出来ない場合もある様です。
せっかく保険に入っていたのに、、、、、とならない様に
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