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こんにちは

ES営業部の池田です。


万博が開かれる大阪湾の人工島・夢洲の会場予定地で3月末、トイレ棟の工事中に爆発火災が起きました。

万博の準備と運営を担う日本国際博覧会協会は先月下旬になって、当初は床面としていた損傷が屋根にも及んでいたと発表しました。


1枚だけ公表していた現場写真についても複数枚を追加いたしました。


爆発自体は、溶接作業に伴う火花が配管を通す床下の空間に溜まっていたメタンガスに引火したことで起きたとみられております。現場は屋外イベント会場などを設ける区域で、廃棄物の焼却灰を埋立た場所のため、ガスを地中から、大気中に排気するための設備が法令に沿って備えられております。


万博協会は、一時工事を中断し、作業時のガスの濃度測定や、排気対策を強化いたしました。


はたして、協会の安全確保への意識や、施工業者への監督体制は十分であったのでしょうか?業者が消防に連絡したのは事故発生から4時間半後と遅れました。

協会が事故発生から2か月ちかくたって損傷の範囲を修正することになったのは、業者からの報告がなされていなかったからでしょう。


現場写真の発表方法も含めて、情報公開の姿勢にも疑問符がつきます。ガス問題も含めて、会場内での暑さ対策、豪雨や地震など、災害時の避難の在り方と問題点は山積みです。


今一度、安全への備えを総点検すべきでしょう。
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